東京物語

2004年5月28日 映画
 名匠として世界中の映画人に多大な影響を与え続けている、小津安二郎監督の作品です。初めて観ました。舞台は昭和28年の東京、広島の尾道。昭和28年?うちの親が5歳くらいの話。そー考えるとすごいですね。当時の風俗とかもわかって興味深かった。紹介には家族の断絶ってとか重苦しいこと書いてあったけどそんなにドロドロしているもんじゃないです。
 東京に出てきた老夫婦を子供たちはちょいと迷惑に迎えます。みんな仕事も多忙やし自分の生活をもっているんだよね。その中で戦争で死んだ息子の未亡人の人だけが本気で迎えてくれる。なんでだろ?自分なりに考えたんですけど根がやさしいってのもあるんだけど未亡人は戦争でだんなさん亡くなっているから寂しかったんだと思う。世話をすることがすごく嬉しかったりするんだよな。
 最後に老夫婦の奥さんの方が亡くなってしまうけど死ぬ前に子供全員と会えたし大往生なんじゃないでしょうか。映像技術も独特です。一回は観とくべきだね。点数はつけれません。いい映画は時間を忘れさせます。って最近日本の若者スポットよりも日本文化の方が気になり始めました。ちょっとやばいかも(笑)

コメント